晴々エトワール

40代 敏感肌・乾燥肌の化粧品レビュー

脇スプレー「Ag+」でかゆみが出たのは金属アレルギーだった

脇汗の匂い対策にとても効果のある銀イオン配合の制汗スプレー
10年以上使ってましたが、

突然ものすんごいかゆみ

に襲われました。

調べてみたら銀イオンによる金属アレルギーでしたので、その内容をシェアしたいと思います。 

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1.制汗スプレーで異常なかゆみ

大汗かきなので、夏の脇汗は半端ないです。
汗を止めるのはあきらめているので、汗染み対策は脇汗パット付き下着。

それよりも気になるのは「匂い
大汗吸った下着を1日着てたらどんな匂いするか、考えただけでもゾッとします。

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10年以上使っていた制汗スプレーは「Ag+」

 

これほんと匂わなくて助かってました。
朝シューするだけで1日中問題なし。

ですが残念ながら、ある日突然かきむしりたくなるほどの異常なかゆみ

もう脇がかゆいのなんのって

 

 

病院に行った

あまりにかゆみが続くので病院に行きました。

見た目も赤く、診断は「かぶれ」。
軟膏を処方してもらい、
しばらく脇スプレーもやめるように、とのことでした。

赤みもかゆみもおさまったところで、脇スプレー再開したらまた猛烈なかゆみ
原因は「Ag+」で確定。 

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調べてみたらAgスプレーに含まれる銀イオンが金属アレルギーの原因になることが分かりました。

 

 

ここからは「金属アレルギー」について調べたことをご紹介したいと思います。

仕組みが分かると対処法が分かって、後々のアイテム選びで無駄遣いしなくて済むので、私はこういうことを知っておくようにしています。

 

 

2.金属アレルギーとは?

金属アレルギーは原因となる金属に触れることで起きる"接触皮膚炎"
金属が触れている箇所の皮膚や粘膜に炎症が起きます。 

  • 症状
  • 治療法
  • 原因

の順で書いていきますね。

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金属アレルギーの症状

下記のような症状が金属が触れている部位に現れます。

  • 赤み
  • 腫れ
  • かゆみ
  • ブツブツ
  • 湿疹
  • じんましん

 

今回は、赤み・かゆみ・湿疹が現れました。 

 

 

金属アレルギーの治療法

金属アレルギー自体は一度起きると一生続くと言われています。
つまり根本的な治療法はなく、対応するには以下の方法しかありません。

  • 原因となる金属や日用品を特定する
  • 一度でもアレルギー反応が出た金属との接触を避ける

 

症状が発生した場合は皮膚科に行くといいですよ。

私も、今回はさすがに我慢できないかゆみだったので病院に行きました。

処方してもらったのは「スピラゾン軟膏」。
3日程でかゆみも赤みもひきました。

抗炎症作用や免疫抑制作用などにより、皮膚炎などにおける湿疹、痒み、赤みなどを和らげる薬
日経メディカル 処方薬辞典より引用

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「ワキ」って書いてるけど気にしないでください笑

 

 

金属アレルギーの原因

金属が汗などに触れると成分が微量に溶け出します。
これを「金属のイオン化」といって、以前はこの金属イオン」とタンパク質が結合したものに体が反応し、アレルギー症状が起きると考えられていました。

その後2016年に大阪大が発表した最新の研究では、金属イオンから自然発生したさらに小さい粒子「金属ナノ粒子」が、金属アレルギーの原因物質と特定されました。

 

「銀」は金属アレルギーにならへんのちゃうの?

 

 

3.銀イオンも金属アレルギーになります

いろんな製品で銀イオンの安全性がキャッチコピーになっていますが、今回調べてみて思ったのは、

銀がアレルギーになりにくいから、銀イオンもアレルギーになりにくい

という解釈じゃないかと。 

でもそれがどうも違うみたいなんですよねぇ

 

 

銀は安全性が高いらしい

「銀」自体は銀食器にも長年使われていて「安全性は歴史的に証明されている」「生体への毒性はない」ということになっています。(専門家ではないので断言は控えますね)

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そして金やプラチナに次いで化学的に安定している物質で "イオン化しにくい性質" をもっています。

つまり、銀は汗や体液に触れても溶けたりしない。

イオン化しないため、銀では金属アレルギーが起きないと言われています。
(純銀ではないメッキ加工されたシルバーアクセサリーの場合は、アレルギーになる可能性があります)

 

 

大阪大の研究に使われたのは「銀ナノ粒子」

銀そのものは大丈夫。
問題は、イオン化しにくい銀を技術的(=人工的)にイオン化した「銀イオン」

「銀イオン」は、殺菌・抗菌・除菌・防臭効果が高いため、様々な製品に利用されていますが、本当にアレルギーにならないのでしょうか。

 

阪大は金属アレルギーの真犯人が「金属イオン」ではなく「金属ナノ粒子」と突き止めました。
その研究で使われた金属は「イオン」と「ナノ粒子」です。

あらかじめマウスに「銀ナノ粒子」を投与しておいて、その上からまた「銀ナノ粒子」を投与すると耳の腫れが大きくなった、ということから研究成果が発表されました。
↑ド素人がものすごくざっくり2行にしてしまいました。正式な阪大の研究レポートはこちらです。

 

 

銀イオンからできる銀ナノ粒子が原因

研究の中身はさておき、ポイントはナノ粒子が原因でマウスがアレルギーになったというところ。

銀ナノ粒子は、銀イオンから自然に発生するので、銀イオンが元で金属アレルギーになる可能性は十分ありますね。

近年、金属から溶け出した金属イオンが再結晶化することで、金属ナノ粒子 が自然発生することが明らかとなってきました。本事実は、例えば、人工関節や装着したネックレスなどから金属イオンが溶け出し、金属ナノ粒子が自然発生することで、我々が日常的に金属ナノ粒子に曝露され得ることを示しています。
阪大の研究レポートより引用

 

 

4.まとめ

長々説明しましたが、まとめると、

脇スプレー「Ag+」に使われている銀イオンは消臭効果が高いため、様々な製品に使われている。

「銀」そのものは金属アレルギーになりにくいが、技術的にイオン化した「銀イオン」が元で金属アレルギーの症状が発生する可能性はある。

 

症状の発生は個人差があり、出ない人には出ないみたいですが、私の場合は40歳を過ぎてから今まで使えていた化粧品が、どんどん使えなくなってきました。
長年いろいろ使ってきたのが蓄積されてきたのかもしれません。

 

 

5.金属アレルギーにならない制汗剤

「Ag+」が使えなくなったからといって、夏に制汗剤を使わず過ごすわけにもいきません。
「私臭いかな?」と気になりだしたら人前出れなくなりますしね。

 

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そこで、できるだけ体に負担がないものを探しました。
アレルギーや化学物質過敏症は、ある程度の期間、体に蓄積されてから発症するので、長く使ってみないとほんとのところは分かりませんが、今のところ大丈夫なのが2つ。

  1. AHCセンシティブ
  2. デオナチュレ クリスタルストーン

 

 

①植物性成分のスイス製「AHCセンシティブ」

多汗症の治療薬「塩化アルミニウム」で汗の発生を抑える。
抗菌・殺菌・消毒作用には5つの植物エキスを配合。

夜寝る前に塗るだけで1週間サラサラが持続する【AHCセンシティブ】

 

 

②デオナチュレ クリスタルストーン

ぬか漬けの変色防止・あく抜き・煮崩れ防止など料理に使われる「ミョウバン」

ミョウバンには、汗をおさえる効果・抗菌効果・アンモニア防臭効果があります。

「デオナチュレクリスタルストーン」はミョウバン100%の天然石
石を水で濡らしてワキに塗ります。

石そのものなので、無香料・無着色・防腐剤不使用・アルコールフリー・メントールフリー

 

「ソフトストーン」の方が塗りやすく人気なのですが、こちらはミョウバン以外にも化学物質が含まれた加工品。
私はかゆみが出ちゃいました。

 

 

 

以前はアイシャドウで目が腫れたことがあり、その時にも金属アレルギーについて調べました。
コスメに使われている金属についてはこちら

 

日焼け止めクリームやファンデでくしゃみ・鼻水が出ることもありました。
可能性として「化学物質過敏症」が考えられます。
詳しくは以下の記事を参考にしていただければと思います。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。