毛穴の角栓を1ヶ月で除去成功!方法はシンプルなあの3つだけ

いちご鼻を卒業することを決め、1ヶ月で角栓除去に成功しました。
やったのは、

  1. 毎晩の酵素洗顔
  2. 毎朝の泡洗顔
  3. 洗顔後の保湿

シンプルにこの3つだけです。

 

今回は、この1ヶ月の角栓が取れた過程をご紹介しながら、おすすめのアイテムや使い方をご紹介したいと思います。

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いちご鼻の角栓除去に1ヶ月、長い?短い?
私は2~3ヶ月を覚悟していたので、予想より早い結果で喜んでいます。

少しずつ角栓を除去していくことで、毛穴も少しずつ小さくなり閉じていく経過をたどりました。
つまりは肌がクレーター状態にならずに済んでいます。

 

この記事は「溜まった角栓を1日でも早くなくしたい気持ちをおさえつつ、長期戦でゆるやかにきれいにする方が近道でした」という体験記しいです。

毛穴写真があると経過が分かりやすいのですが、あまりにお目汚し度が高すぎるため、今回は掲載を見送りました。

 

 

 

1.角栓は一度にごっそり取れない

綿棒オイル・角栓はがしパック・毛穴吸引機など、角栓が取れると言われる方法はいろいろあって、私も若いころ一通り経験済みです。

そうやって乱暴に実験を積み重ねた結果、凸凹毛穴になり、角栓が詰まりやすくなってしまったわけですが。

 

毛穴の角栓を取るイメージって、

ゴマみたいな固い角栓が、

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すぽっと取れる

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みたいなイメージないですか?

買ったアイテムで "すぽっ" と引っこ抜けないと、アイテムのせいにして他を探すみたいな。

 

このイメージが良くない
過去の経験から学習した反省ポイントです。

 

そもそも時間をかけてできたカチカチ角栓は一気に取れないんです。

 

あと、角栓が一気に取れたとして、急に空っぽになってむき出しになった大きな穴

どうやって閉じる…?

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たいていは角栓を取ることだけに気が向いていて、取れた後にできる穴のケアを前もって準備している人って少ないのではないかなと思います。

この急に空いた穴が一晩で閉じる方法はないんですよね。
大きな穴を掘っただけで、また汚れが詰まりやすくなっちゃうと。

 

というわけで、
角栓を一気に取って大きな穴を開けるのではなく

少しずつ汚れを取って
少しずつ毛穴を閉じる

という考えに切り替えたところ、予想以上に満足度が高い結果になりました。

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2.毎日の酵素洗顔の効果

1日1回の酵素洗顔を1ヶ月間、かかさず続けました。

9割が夜、クレンジング後のW洗顔として。
1割は朝、ただの気分で。

 

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酵素はタンパク質を分解する

角栓の除去に酵素が効く理由は、
角栓タンパク質だから

古い角質とは皮ふの細胞、細胞はタンパク質でできています。

角栓の70%が古い角質で、残りの30%は皮脂やメイク汚れ。
ぜんぶ練り合わさって固まったのが角栓。

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固まる前の角栓が練りたてのパン生地だとすると、いちご鼻の角栓は焼け焦げたカチコチのパン。

 

普通の石けんでタンパク質は落ちない、ましてやカチカチに固まった角栓は論外。
そこで、分解能力を持った酵素を使ってタンパク質をバラバラにし洗い流すわけです。

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ここでは堅苦しい説明はここまでにしようと思います。
酵素の働きについては別記事でより詳しくまとめていますので、続きが気になる方は以下の記事を。
酵素洗顔が効果があると自信が持てたので毎日始めました。

 

 

 

酵素が硬い角栓を少しずつ削り取る

毛穴をきれいする洗顔料で良く見る図

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これ見ると、洗顔料が毛穴の底まで入り根こそぎ取れそうな感じがしますが、

実際は毛穴の表面の角栓が取れるだけ。

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考えればそうなんですよ。
泡が毛穴の中に入っていくわけがない。

だって角栓がフタしちゃってるから。

 

 

まずは、毛穴の入り口に見えている黒や白の角栓を取り、

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毛穴の奥に酵素が届くようにし、少しずつタンパク質を壊していく

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毎日丁寧に洗顔を続けることで底が見え、

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きれいな毛穴がどんどん増える

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グラスや中身がバラバラの写真でしたが、イメージが伝わっていればうれしいです。

 

 

1ヶ月の毛穴改善の経過

1ヶ月の流れをざっとまとめると、

  • 1週間後:それぞれの角栓が小さくなる
  • 2週間後:1/3の穴が空っぽになる
  • 1ヶ月後:9割の毛穴で角栓がなくなった

 

角栓が減る様子はツイッターで記録していましたので、細かくたどると、

 

酵素洗顔を7日間続けただけで、多くの毛穴に角栓は詰まったままでも、その白い角栓がかなり小さくなりました。

 

 

2週間経つと、全体の1/3の毛穴は完全に角栓が取りきれ空っぽに。
残りの毛穴も詰まっている角栓がどんどん小さく。

 

 

さらに2週間続けて1ヶ月経ったところで、9割の毛穴が空っぽになりました。
酵素洗顔し始めたときは、毎回ニョキニョキと白いのが生えてましたが、その本数も少なくなり、角栓が減っていく過程を日々しっかり実感できました。

 

 

 

3.泡洗顔の効果

夜が酵素洗顔、
朝は洗顔フォームでの泡洗顔。

目的はただひとつ。

毛穴に汚れをためない!

 

酵素洗顔で角栓が削り出された空間に、何も居座れないようにするのです。

 

グラスをどんどん空にしたいのに、おかわり注いじゃったら台無しになっちゃうので、

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メイクや皮脂が溜まらないよう、こまめに吸い出しておくイメージ。

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そうすることで、
酵素洗顔したときに毛穴の奥の角栓に酵素が届き、角栓を取ることができます。

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この1ヶ月で使っていた泡洗顔は、トライアルセットの余りやサンプルなど。

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POLA B.A、ラロッシュポゼ、アクセーヌ、オルビスユードットなど。

どれもしっかりとネチっとした泡が立つタイプで、
汚れ落ちもしっかりしたスッキリと洗える洗顔料です。

 

 

酵素洗顔を1週間過ぎたころ、朝の泡洗顔後にも毛穴から白いニョキニョキが出るようになりました。

固まってしまった角栓は酵素洗顔でしか取れませんが、柔らかいムニュっとした角栓や毛穴に入り込んだファンデは、最近の洗顔フォームだとかなり取れますね。

 

 

酵素洗顔と泡洗顔のサイクルで、毛穴の奥深くの角栓まで徐々に取っていきます。

  • 酵素洗顔で角栓取る

     ↓

  • 泡洗顔で新しい汚れを取る

     ↓

  • 酵素洗顔でさらに奥の角栓を取る

 

 

酵素洗顔した後の毛穴に汚れをためない

これが、通常の洗顔も大事な理由です。

 

 

 

4.飛び出てる角栓を取る方法

洗顔後にニョキニョキ出ている角栓、どうしたものか…

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ピンセット・爪で押し出しはご法度!
皮ふが傷つくので絶対ダメ

 

最初はそのままにしていましたが、
どうやら毛穴が閉じるときに吸い戻されているようでイヤな感じ。

 

セリアで見つけたのが、毛穴汚れ取り

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大小のループが先端についています。

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私は小さいループを使いました。

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洗顔直後、濡れた顔のまま、
ニョキニョキをループの真ん中にして軽く押す。
さらにニョキっとしたところを、スッと下に引くとループに汚れが溜まります。

 

ループの金属が分厚いので肌当たりが強く、100円相当です。
やり過ぎると皮ふが傷つくので、サッと取れない汚れまでは深追いしていません。


ですが、せっかく洗顔で浮いた白いニョキニョキを全部放置するのに比べると数倍マシで、肌を傷つけることなく角栓が取れたので、使ってよかったと思います。

もっといいのが見つかったらまたご紹介しますね。

 

 

5.保湿が大事な理由

酵素洗顔を毎日続ける上で
大事なのが保湿

 

酵素洗顔に限らずですが、
保湿不足だと肌が通常の力を発揮できないので、
保湿がお手入れの基本なのはご存知の通り。

 

肌のバリア機能を鉄壁にする基本が保湿です。

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特に、酵素洗顔は汚れがすっきり取れる分、洗顔後の肌のむき出し感が強いのです。
しかもそれを毎日続けるとなれば、いつも以上にしっかり保湿しないと、肌の水分が出ていくばかり。

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肌のバリア機能が低下すると肌荒れ一直線
角栓除去だの酵素洗顔だの、それどころではなくなります。

 

自分に合った保湿化粧品で確実に保湿!
酵素洗顔を毎日続けるにあたっての大前提。

 

保湿が足りないと、肌が自分を守ろうと皮脂を多めに出すのが最初のシグナル。

私も最初は保湿が足りていなかったのか、40代になって以来久しぶりに脂が浮きました。

化粧水の重ね付けを増やしたり、メイク前にスチーマーを使ったりして常にしっとりする状態をキープするようにしました。

 

 

角栓が徐々に取れて毛穴が小さくなっていく過程は、例えるなら宇宙のブラックホールみたいな感じ。

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底の方から穴が小さくなり、徐々に縮み、最後は穴も見えなくなる。

 

洗顔後は、水分と油分をバランスよく補給して、しっかり保湿。
そうすることで肌が正常な働きをしてくれて、ブラックホールのように穴の底から毛穴が閉じていきます。

 

 

以前の私のスキンケアは、水分補給がメインでしたが、
30代以降、急激に減るのは水分ではなく皮脂と知り、

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メインで使いはじめたのがCoyori (こより)
水分と油分をバランスよく補うことができたみたいで、超乾燥肌から卒業できました。

どちらかというと、Coyoriで肌の調子が良くなりスキンケアの心配がなくなったので、毛穴ケアにも気が回るようになり、角栓除去を始めることができました。

Coyori トライアルセット

 

 

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6.まとめ

いちご鼻に詰まっている固い角栓を1ヶ月で取る方法は、

  1. 毎晩の酵素洗顔
  2. 毎朝の泡洗顔
  3. 洗顔後の保湿

 

酵素洗顔で角栓を徐々に削り取り

  ↓

空いたスペースに汚れが溜まらないよう泡洗顔もしっかり

  ↓

水分と油分をバランスよくしっかり補給し、肌が正常に働けるようにする

 

この "正のループ" を回すことで、

角栓が取れ
毛穴が閉じ
いちご鼻から卒業

できました。

 

 

 

7.いちご鼻の角栓除去におすすめの酵素洗顔

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ファンケル・suisai・オバジ・アルファピニ28
この4種類の酵素洗顔を日替わりで使いました。

 

今回、私のいちご鼻の固い角栓除去に一番効いたのはファンケルだと思います。

目的をいちご鼻に絞るならファンケルですね。

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イメージ的には、酵素が角栓をガリガリ削ってねっちり泡でごっそり抜く
ゴマみたいな固い角栓がある場合は、ダントツでおすすめします。

ただ洗浄力が強かったので、毎日はきびしいですね。

 

 

毎日使っても肌に負担がなく角栓も良く取れたのは、アルファピニ28

いちご鼻には酵素洗顔の毎日使用がおすすめなので、
酵素洗顔の肌刺激が心配な方にはアルファピニ28しかおすすめできません。

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頑固な角栓も通常の毛穴汚れも、まんべんなく良く落ちて肌にも強くない。
ふつうの洗顔感覚で使える酵素洗顔です。

公式サイト→アルファピニ28 酵素パウダー

 

 

 

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suisaiとオバジは、洗顔後に肌がツルツルになるため角質はしっかり落ちますし、ニュルニュル角栓も良く取れます。
ただし、カチカチ角栓には攻撃力が低めだと思いますので、いちご鼻の角栓除去には不向きかと。
スペシャルケアとしていつもの洗顔にプラスする目的として、おすすめできます。

 

 

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油断するとまた角栓がすぐ溜まってしまうので、しばらく酵素洗顔も続けます。

一応、毛穴がきれいになり小さくはなったので、まずは第一段階終了。
次は、毛穴を囲むシミと穴の凸凹をなくし、色も表面も均一にする工程です。

ビタミンCやレチノールなど毛穴ケアのアイテムを使っていこうと思いますが、今調べて勉強しているところで決めかねています。

また試してレビューしていきたいと思います。

 

 

4種類の酵素洗顔比較はこちらの記事で。
泡立ち・洗浄力・コスパを比較しています。

 

 

保湿に使っているCoyoriのレビュー記事。


 

スチーマーを使うと化粧品の浸透が良くなるので保湿におすすめです。
たった2,680円でしたが、使い方さえ合っていれば価格は関係なく効果があります。


 

最後までお読みいただきありがとうございました。