服やメイクの色、何か今まで違う、何が似合うか分からなくなった。
これアラフォーあるあるです。
具体的には37歳頃からおしゃれ迷子になり始める人が多いみたい。
そう感じたら「自分の似合う色を知る」パーソナルカラー診断がおすすめです。
パーソナルカラーは、自分と色との相性診断
横に並べる色同士は、引き立てあったり調和しなかったりします。
自分の肌も肌色という1つの色。
何色が自分の肌色を引き立て、何色がその逆か、相性のいい色が分かりますよ。
何の知識もなくパーソナルカラー診断を受けると、説明量の多さに頭のメモリがパンクすることがあります、というか私が最初そうでした。
そこで今回は、事前に知っておくと診断中の理解が深まる、パーソナルカラーの基礎知識をご紹介したいと思います。
パーソナルカラー診断を受ける前の予習にぜひご覧ください。
1.色の分け方
パーソナルカラーは、色の特徴をグループ分けし、色の特徴と肌の相性の良し悪しを診断します。
色の特徴は4つ。
この組み合わせで色をグループ分けします。
- ベース(色相)
イエローベース/ブルーベース - 明るさ(明度)
明るい・薄い/暗い・濃い - 鮮やかさ(彩度)
鮮やか・ビビッド/淡い・落ち着いた - 清濁
クリア/スモーキー・濁り
2.主流は4シーズン法
色のグループ分けで、一番メジャーな分類は4シーズン法です。
春夏秋冬の季節のイメージをあてはめています。
4分類は「ベース・清濁」をメインに、分類されています。
- スプリング:イエローベース、澄んだ色
- オータム:イエローベース、濁りのある色
- サマー:ブルーベース、濁りのある色
- ウインター:ブルーベース、澄んだ色
3.分類方法の違い
パーソナルカラーの診断方法もいくつかありまして、
4分類、7分類、8分類、12分類、16分類などなど。
歌舞伎や茶道・生け花の流派みたいなもので、流派ごとに個性はあるものの、根っこの考え方はみんな同じです。
パーソナルカラーの始まりは4シーズン法。
アメリカから輸入された考え方のため、日本のアナリスト達が、自分達の経験に基づいて、しっくりくるようにアレンジしました。
肌や目にカラバリ豊富な米国と違って、ほぼ同じ肌色・目の色の日本人には米国法と違ったアプローチのパーソナルカラーが必要だったというわけですね。
アメリカから上陸したステーキを、神戸牛に合うよう焼き方をアレンジした、的な感じです。分かりにくい?
どんな分類であっても、元の4分類は崩しておらず、「ベース・清濁」はキープされています。
分類が増えるほどに「明るさ」と「鮮やかさ」の分け方が細かくなっています。
例えば明るさ。
下の図で点線で囲んだのが、明るい(薄い)色です。
同じスプリングの人でも、濃い色は似合うが、薄い色はイマイチ、と明るさの影響を受けるタイプの方がいます。
その方には、スプリングの色全てをおすすめできないというわけです。
4.肌と相性のいい色の場合
パーソナルカラー診断で、色との相性はどこで見ているかというと、
- 顔色が明るくなる
- シワや影が飛ぶ(レフ版効果)
- 目力が出る
- 輪郭がはっきりする
- 小顔になる、引き締まって見える
布をあてたときの顔や肌にこのような変化がみえると、似合っていると判断します。
イメージの表現としては、
・華やかさが出る
・若々しくなる
・上品さが出る
などなどポジティブなイメージです。
5.肌と相性の悪い色の場合
肌と相性が良くないと判断するポイントは、
- 顔色がくすむ
- 顔色が青白くなる
- シワや影が強調される(老け顔)
- 目力がない
- 輪郭がぼやける
- 顔が膨張する
このような変化が見えると、似合っていないと判断します。
イメージの表現としては、
・元気がない
・老けて見える
・地味
などなどネガティブなイメージです。
6.ポイント
・パーソナルカラーは、自分と色との相性診断
・色との相性は、ベース、明るさ、鮮やかさ、濃さの組み合わせで決まる
・分類法は違っても、パーソナルカラーの考え方は同じ
次は、パーソナルカラー診断を再現してみた記事です。
実際にどんなことするのかご紹介しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。